野生のラスボス1話感想と評価。オバロ似?

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こんにちは。アニクロニクル 運営者の朝日 とうまです。

アニメ『野生のラスボスが現れた!』第1話、ついに放送されましたね。「野生のラスボスが現れた 1 話 感想」と検索してここにたどり着いたあなたは、視聴してみて「これって結局、面白いのか?」「何だか強烈な既視感があるけど…」と、評価に迷っているかもしれません。

特に、設定があの『オーバーロード』に似ているという声や、主人公を演じる声優さんの演技、そして作画やCGのクオリティについて、いろんな意見が飛び交っています。中には、衝撃的なエンディング(ED)を見て「つまらない」と感じた方や、逆にそのギャップが「面白い」と刺さった方もいるんじゃないでしょうか。

この記事では、第1話を見て感じた評価の分かれ目を、私なりに整理していきますね。

この記事のポイント

  • 第1話のポジティブ・ネガティブな評価点
  • 『オーバーロード』との決定的な違い
  • 声優の演技と作画クオリティの実態
  • 賛否両論のEDとタイトルの意味
目次

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野生のラスボスが現れた1話の感想と評価

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こんにちは。アニクロニクル 運営者の朝日 とうまです。

『野生のラスボスが現れた!』第1話、放送されましたね。「野生のラスボスが現れた 1 話 感想」で検索されたということは、あなたも「あれ、この設定…どこかで?」と感じた一人かもしれません。

そう、多くの感想で言われている『オーバーロード』との既視感ですね。最強のラスボスに憑依して、内心は平凡な小市民…この設定を「またか」と感じて「つまらない」と判断するか、「このギャップが面白い」と捉えるか。まさに評価が割れています。

この記事では、その既視感の正体や、声優さんの演技、賛否両論のED(エンディング)まで含めて、第1話の評価がなぜ分かれるのかを、私なりに整理していきますね。視聴継続の参考にしてみてください。

第1話のあらすじと展開

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まずは第1話で提示された「物語の土台」を、もう少し詳しくおさらいしておきましょう。この導入がいかに巧みに“お約束”と“フック”を仕込んでいるかが分かります。

物語は、主人公である「俺」が、見慣れたはずのゲーム「エクスゲートオンライン」の世界で目覚めるところから始まります。しかし、状況は明らかに異常でした。彼は、自らが最強まで育て上げたアバター、「黒翼の覇王」ルファス・マファールそのものに憑依してしまっていたのです。

さらに混乱に拍車をかけるのが、目の前に広がる世界の“ズレ”。
彼(俺)が知るゲームの世界ではなく、そこはルファスが「七英雄」との戦いに敗れて封印されてから、実に「二百年」もの歳月が経過したミズガルズでした。

状況が掴めないルファス(俺)の前に、かつての忠実な参謀であった「ディーナ」が姿を現します。彼女は主の復活を涙ながらに喜び、二百年後の世界の状況を説明します。

第1話で提示された「旅の目的」

  1. 覇道十二星天の捜索:かつてルファスが率いた最強の仲間たち。二百年の間に世界各地に散り散りになってしまった彼らを探し出すこと。

  2. 七英雄の捜索:かつてルファSスを封印した(ゲーム時代は同じプレイヤーだった?)宿敵たち。彼らが今どこで何をしているのか、そして二百年前に何があったのかを突き止めること。

第1話は、この「覚醒→状況把握→仲間(ディーナ)との合流→目的設定」という、ゲーム世界転移・憑依モノとして非常に王道かつスピーディーな構成を取っています。

あえて奇をてらわず、視聴者が「こういうのが見たいんだろう?」と期待する展開を真っ直ぐに提示した形ですね。だからこそ、この“お約束”の筋書きの上で、「では、何が“新しい”のか?」という点が、次の評価(ギャップや既視感)の焦点になってくるわけです。

面白い?ギャップ萌えの二重構造

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第1話を見て「面白い」と感じた視聴者の感想の根幹には、間違いなくこの「強烈なギャップ」が存在します。本作の魅力は、単に外面と内面が違うというだけでなく、その「ズレ」が生み出す独特の“緩急”にあると私は感じました。

この面白さは、以下の二重構造によって成り立っています。

  • 外面(ルファス): かつてミズガルズを統一した「黒翼の覇王」。その言動は絶対的なカリスマと威厳に満ちており、戦闘力も本物。周囲からは恐怖と畏敬の対象として見られています。

  • 内面(俺): ルファスに憑依してしまった、平凡な日本人ゲーマー。自分が設定した「覇王」としてのロールプレイに全く精神が追いつかず、常に内心で絶叫・ツッコミ・動揺を繰り返しています。

さらに、この構造を補強するのが「アバター(ルファス)は女性的な外見」でありながら「中身(俺)は男性ゲーマー」という、性別のギャップです。これもまた、内面の混乱に拍車をかけるコメディ要素として機能していますね。

シリアスとコメディの高速往復

本作のギャップが優れているのは、その「テンポ」です。

ルファスが威厳たっぷりに「余が来た。もはや案ずるな」とシリアスなセリフを放ち、周囲が「おおお!」と盛り上がる(=緊張)
→その直後、0.5秒も待たずに「うわあああ!俺何言ってんだ!恥ずかしい!!」という内面(俺)のツッコミが入る(=緩和)。

このシリアスなシーン(本気の覇王ムーブ)と、コミカルなシーン(内心の叫び)が高速で往復することで、視聴者は緊張する暇もなく笑いに引きずり込まれます。このリズム感が、本作を「シリアスな最強モノ」ではなく、「テンポの良いギャップコメディ」として成立させている最大の要因です。

面白さの核「デュアル・ボイス構造」

このギャップとテンポの良さを、技術的に支えているのが「デュアル・ボイス構造」です。

これは単なる二重人格モノとは異なり、威厳ある「外面の声」と、情けない「内面のモノローグ」が、ほぼ同時に、あるいは食い気味に展開されます。この独特の演出が、本作のアイデンティティになっています。

重要なのは、内面(俺)のツッコミが、私たち視聴者が「いや、さすがに強すぎだろ!」「そのセリフ、自分で言ってて恥ずかしくないの?」と感じる“違和感”を、完璧に代弁してくれている点です。

だからこそ、私たちはルファスの「最強ムーブ」に置いていかれることなく、「そうそう、そうツッコミたかったんだよ!」と共感しながら、この異常な状況をコメディとして安心して楽しむことができるわけですね。

つまらない?既視感とオーバーロード

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一方で、「つまらない」あるいは「既視感がすごい」と感じた意見も、とてもよく分かります。この設定、どうしても“あの作品”を思い出しますよね。

そう、『オーバーロード』です。

視聴者の感想でも、最も多く比較対象として挙げられていました。類似点は確かに多いです。

  1. 最強のラスボス級キャラクターに憑依する。
  2. 威厳ある「覇王」としてのロールプレイを強いられる。
  3. 内心では平凡な小市民(サラリーマン/ゲーマー)で、そのギャップに苦悩する。

では、『野生のラスボス』は単なる『オーバーロード』の二番煎じなのか?

第1話を見た限り、決定的な違いが一つあります。それは、『オーバーロード』が内心の動揺を描きつつも物語の基調はシリアスなダークファンタジーであるのに対し、『野生のラスボス』は「内面のツッコミが常時挿入される」ことで、完全にコメディとして舵を切っている点です。

期待する方向性に注意

もし、『オーバーロード』のアインズ様のような、重厚でシリアスな世界征服やダークファンタジーを期待して見ると、「何だかノリが軽いな…」と、つまらないと感じてしまう可能性が高いです。本作はあくまで「ギャップコメディ」として楽しむのが正解かもしれません。

声優の演技は?内面のツッコミが鍵

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先ほどの「ギャップ萌え」を支えているのが、豪華な声優陣の演技です。

ルファス(外面): 小清水亜美さん

まず、ルファス・マファールの「覇王」としての説得力がすごい。小清水亜美さんの威厳ある低音ボイスが、「ラスボス」としての絶対的な存在感を構築しています。この声で命令されたら、逆らえないなと(笑)。

俺(内面): 小野賢章さん

そして、この作品の「面白さ」の心臓部とも言えるのが、内面の「俺」を演じる小野賢章さんです。ルファスがシリアスな言動を取るたびに、間髪入れずに差し込まれるモノローグ(心のツッコミ)。このテンポの良さが、コメディとしてのリズムを生んでいます。

この「外面の小清水さん」と「内面の小野さん」による「声の共演」こそが、第1話の最大の魅力だったと私は感じました。

作画と戦闘クオリティの評価

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制作クオリティに関しても、感想が分かれているのが第1話の非常に興味深い点ですね。「戦闘がかっこいい」「結構お金かけてる印象」というポジティブな声がある一方で、「CGがショボい」というように、映像クオリティ全体に疑問符を投げかける意見も目立ちます。

この評価のねじれは、視聴者が「作画」という言葉で指している対象が異なるために発生していると、私は分析しています。

高評価の「2D戦闘作画(キャラクターアクション)」

まず、手放しで「かっこいい」と評価されているのが、ルファスが力を行使するシーン、つまりキャラクター(2D)がメインのアクション作画です。

第1話の戦闘シーンでは、ルファスが圧倒的な力で敵を蹂躙する様子が描かれましたが、その一連の動きやエフェクトには「手抜きが見えない」という感想の通り、かなりの熱量が込められていました。キャラクターの表情、マントの翻り、魔法エフェクトの描き込みなど、「ラスボス」としての絶対的な強さと説得力を映像で示そうとする意気込みが感じられます。

この「見せ場」となる戦闘シーンのクオリティが高いことが、「戦闘がかっこいい」というポジティブな感想の大きな要因となっています。

賛否を呼ぶ「全体のアートスタイル(キャラクターデザイン)」

もう一つの特徴が、全体のアートスタイルです。「キャラデザが懐かしい感じ。90〜00年代の富士見書房系というか…」という視聴者の指摘は非常に鋭いですね。

意図的か、あるいは結果的にそうなっているのかは別として、キャラクターデザインの線の引き方、目のハイライトの入れ方、影の付け方などが、昨今のトレンドとは一線を画す「古風」あるいは「レトロ」な印象を与えます。

これが、往年のファンタジー作品(それこそ『スレイヤーズ』などの時代)を知る層には「懐かしくて良い」と映る一方で、最新のアニメの絵柄に見慣れた層には「ちょっと古臭いかも?」と映る可能性があり、ここも評価が分かれるポイントとなりそうです。

クオリティ評価のアンバランスさ

結論として、第1話のクオリティは「アンバランス」と言えます。

  1. 2Dの戦闘作画(見せ場): 高品質でかっこいい。
  2. アートスタイル(キャラデザ): 懐かしいが、古風とも取れる。
  3. 3DCG(一部モンスターなど): 明らかにクオリティが低く、浮いて見える。(※これについては次の見出しで詳しく触れます)

「戦闘がかっこいい」という感想と「(CGが)ショボい」という感想が両立するのは、このアンバランスさが原因なんですね。

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野生のラスボスが現れた1話感想の深掘り

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さて、ここまで第1話の全体的な感想として、「覇王(小清水さん)と内面(小野さん)のギャップが面白い」というポジティブな側面と、「設定が『オーバーロード』に似ている」という既視感について整理してきました。

でも、皆さんが「野生のラスボスが現れた 1 話 感想」と検索した理由は、きっとそれだけじゃないですよね。むしろ、「本編はともかく、あのED(エンディング)は何なんだ!?」とか、「戦闘シーンは良かったのに、なんであのモンスターのCGはあんなにカクカクなの?」といった、“細かいけれど強烈な違和感”の答え合わせをしたい、という気持ちもあるんじゃないでしょうか。

このセクションでは、そうした第1話の評価をさらに複雑にしている「CGがひどい」という感想の真相、賛否両論どころか「否」が多めにも見えるED、そして意外と知られていない「野生」というタイトルの本当の意味まで、さらに深く掘り下げていきます。総括の前に、これらの「なぜ?」をスッキリさせておきましょう。

CGがひどいという感想の検証

野生のラスボスが現れた 1 話 感想9
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「野生のラスボス CGがひどい」という関連キーワードが上がるほど、一部のCGクオリティは注目(?)されてしまったようです。

具体的には、一部のモンスターやエフェクトに使用されている3DCGに対して、「一昔前のゲームみたいな動き」といった否定的な感想が見られました。たしかに、最新のアニメ作品の美麗なCGと比べると、画面から少し浮いて見えるというか、質感に違和感を覚える部分があったのは否めないかも…。

「作画=悪い」ではない点に注意

ただし、これはあくまで「一部の3DCG」の話です。先述の通り、キャラクターの2D戦闘作画(手描き)は高品質でした。CGが苦手だった人も、ルファスの戦闘シーンは「かっこいい」と感じたのではないでしょうか。このアンバランスさが、評価を難しくしている一因かもしれませんね。

ED(エンディング)が賛否両論の理由

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第1話の感想で、ある意味「最大級の爆弾」となったのが、このエンディング(ED)です。

視聴者の感想は、「最高」「最悪」かの両極端に振り切れています。

  • 否定的な評価: 「EDは無理」「マジで気持ち悪い」「誰得?変な歌」
  • 肯定的な評価: 「戦闘カッコいいあとEDのカッコよさが異常」

なぜここまで評価が真っ二つに割れたのか。最大の要因は、本編の(やや古風な)ファンタジーの世界観と、EDの楽曲・映像との間に、強烈すぎるミスマッチ(ギャップ)が存在するからだと考えられます。

「物語と関係ない」という指摘の通り、本編の余韻をすべて吹き飛ばすほどのインパクト。これが視聴者にとって「最高にクール」と映るか、「世界観を破壊するノイズ」と映るかで、賛否が激しく分かれているんですね。第1話にして、EDそのものが一つの「コンテンツ・イベント」と化しています。

OP(オープニング)の評価

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さて、あの強烈すぎるED(エンディング)について触れた後だと、どうしてもOP(オープニング)の印象が薄れてしまいがちですよね。「野生のラスボス 1話 感想」と検索した方の中には、「OPってどうだったっけ?」と、印象そのものを探しに来た方もいるかもしれません。

それもそのはずで、第1話の感想を調べてみると、EDについてはあれだけ賛否両論の嵐が吹き荒れているのに対し、OPについての具体的な感想や楽曲に関する言及が、ほとんど見当たらないのが現状です。

これには、主に二つの可能性が考えられます。

  1. 第1話ではOPが放送されなかった(本編重視パターン)
  2. (放送はされたが)EDのインパクトが強すぎて、OPの印象が完全に上書きされてしまった

最近のアニメでは、第1話は導入となる本編の尺を優先し、あえてOPを流さないという構成も珍しくありません。本作もそのパターンだった可能性が高いと私は見ています。

EDのインパクトが「話題」を独占した

どちらにせよ、第1話時点での話題は、良くも悪くも「あのEDは何だったんだ?」という一点に集中してしまいました。OPがどうこう言う以前に、あのEDの衝撃を受け止めるのに精一杯だった…というのが、多くの視聴者の正直な感想ではないでしょうか(笑)。

第2話以降の「本当のジャッジ」

だからこそ、今後の注目点は第2話以降のOPです。

もし第1話でOPが流れていなかったのだとすれば、第2話で初めてお披露目されるOP映像と楽曲が、この作品の「本当の顔」を示す可能性があります。

あのカオスなEDと対比して、OPは王道のシリアスなファンタジーで来るのか? それとも、本編のコメディ色に合わせた明るい曲で来るのか? まさかEDを超える衝撃を仕掛けてはこないと思いますが…。

あのEDのせいで、ハードル(?)が妙な方向に上がってしまったOP。その「答え合わせ」も含めて、第2話以降の放送に注目したいところです。

タイトルの「野生」の意味を解説

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「そもそも、なんで“野生”?」と、タイトルに疑問を持った方もいるかと思います。第1話を見ただけでは、この「野生」の意味は説明されませんからね。

これは原作(漫画・小説)からの情報になりますが、この「野生」にはちゃんと意味があります。

「野生」=ゲームの想定外

このタイトルは、原作のゲーム「エクスゲートオンライン」において、本来設定されていた「公式のラスボス」を置いてけぼりにするほどの圧倒的な強さを持つプレイヤー(ルファス)が、「ゲームの想定外(=野生)の存在」として現れた、という状況に由来しているそうです。

「最強まで育てたキャラに憑依した」という第1話の設定と密接に関連する、重要なキーワードだったんですね。

視聴継続は?1話切りの判断基準

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さて、第1話を見て、第2話以降も視聴を継続するかどうか。判断基準を私なりにまとめてみます。

視聴継続を推奨する人

  • 『オーバーロード』的な設定が好きだが、シリアスさより「コメディ」「ツッコミ」を重視したい人。
  • 小清水亜美さん(威厳)と小野賢章さん(モノローグ)の「デュアル・ボイス」演技を楽しみたい人。
  • 90年代〜00年代風の「懐かしい」雰囲気のファンタジーアニメが好きな人。

1話切りを推奨する層

  • 「なろう系」「最強主人公モノ」のテンプレ設定に飽き飽きしている人。
  • 『オーバーロード』のような、重厚でシリアスなダークファンタジーを期待していた人。
  • 第1話のEDが、生理的にどうしても受け付けなかった人。

特に最後の「EDが無理だった」というのは、毎週あの曲を聴くことになるので、結構大きな判断材料になるかもしれません…

総括:野生のラスボスが現れた1話の感想

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『野生のラスボスが現れた!』第1話の感想をまとめると、「強烈な既視感」と、それを上回ろうとする「強烈なギャップ(コメディ)」という、二つの側面がぶつかり合った回だったと思います。

『オーバーロード』という巨大な先行作品の影を、「内面ツッコミ」というコメディ路線でどう独自の色に変えていくのか。そして、あの衝撃的なEDに私たちが慣れる日は来るのか…。

いろいろとツッコミどころは満載ですが、それも含めて楽しむ作品なのかもしれませんね。個人的には、この「デュアル・ボイス構造」のコメディがどこまで突き抜けられるのか、見守りたいと思います。

ライターコラム

さて、ここまで記事として『野生のラスボス』第1話を客観的に分析してきました。「オバロ似」だとか「デュアル・ボイスが」とか、色々と理屈を並べてきましたが…。

ここからは、そういうのを全部取っ払った、私個人の「感情」の話をさせてください。

正直、この作品、めちゃくちゃ困るんですよ(笑)

頭のどこか冷静な自分が「はいはい、この設定ね。最強憑依モノで、内面ツッコミ系のコメディね」って、慣れた手つきでジャンルの棚にしまおうとするんです。

でも、ダメなんですよね。

ルファス(小清水さん)の威厳ある声に、間髪入れずにかぶさってくる「俺」(小野賢章さん)の、あの情けないほどの「心のツッコミ」。あれが、妙に耳にこびりついて離れない。

あれって、ただのギャップコメディなんでしょうか。

私たちも、毎日「ちゃんとした大人」とか「デキる同僚」とか「優しい先輩」とか、いろんな“役割(ルファス)”を演じて、内心「うわー!今変なこと言った!」「早く帰りたい…」って、情けない“俺”が叫んでません?

「最強のフリをしなきゃいけない」

その滑稽さと、その痛々しさ。それを笑い飛ばしてくれるあのモノローグに、私はどこか「救われてる」のかもしれないな、なんて思ってしまったんです。

私たちは、あのルファス(俺)を笑いながら、本当は「わかるよ、お疲れ様」って、自分自身に言ってるんじゃないかって。

そして、極めつけは、あのED(エンディング)

もう理屈じゃない(笑)。本編の余韻とか、シリアスな雰囲気とか、そういう積み上げてきたものを全部ひっくり返していく、あの暴力的なまでのミスマッチ。最高とか最悪とかじゃなくて、ただただ「何これ!?」って感情で殴られる感じ。

でも、不思議ですよね。
「つまらない」なら、そこで再生を止めればいいのに。

「既視感だ」ってわかってるのに。
「EDがひどい」って眉をひそめてるのに。

たぶん私、来週も観ちゃうんですよ。

この「わかってるのに、なぜか惹かれる」っていう、厄介な感情。これこそが、この作品が仕掛けた一番の“罠”なのかもしれません。

もし、これを読んでいるあなたも、私と同じように「困ったな…」と思いながら、どこか再生ボタンを押す指を止められないのなら…。私たちはもう、この作品の「共犯者」ですね。

この“心の引っかかり”の正体を、もう少し一緒に追いかけてみませんか。

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